※この記事は「私の推し!料理家名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事
- フレンチは遠い存在?迷えるあなたに寄り添う、山下史樹という選択
- 脱サラからフランスへ——“自分ごと”として選んだ料理とワインの道
- 帰国後のリアルライフ ~「旗を立てる」を地元で実践
- 日常に寄り添う店舗運営——「レ・カイユ」「ラ・カーヴ」「ル・キャレ」3つの店に込めた“おいしさ哲学”
- ワインも料理も“暮らし目線”で——本格資格に裏打ちされたトータル提案力
- 料理教室や催事出店、レシピ提供まで――多方面で活きる“現場力”
- 食と花と“心を耕す”空間づくり――ドライフラワーカフェという新展開
- 「学び」を伝え、次世代の夢を後押し——料理家としてのまっすぐなロールモデル
- 店舗の雰囲気・料理のおいしさ・人柄の良さ――3拍子そろった隠れた名店体験
- 総括――フレンチとワインの枠を超えて、毎日に“豊かさ”を届ける稀有な存在
フレンチは遠い存在?迷えるあなたに寄り添う、山下史樹という選択
「フレンチ」と聞くと、「特別な日に背伸びして出かけないと…」「自分で作るのは無理そう…」と思い込んでいませんか?
また、「ワインも種類が多すぎてよく分からないし、専門店は敷居が高そう」と感じる方も多いのではないでしょうか。最近は“家飲み”も定着しつつありますが、やはり本場の味はどこか遠い存在ですよね。
そんな方にこそ知っていただきたいのが、今回ご紹介する料理家・山下史樹さんです。暮らしの中に“心地よい特別”をもたらす提案で、多くのファンを魅了するその素顔と、その人気の秘密を徹底解説します。
脱サラからフランスへ——“自分ごと”として選んだ料理とワインの道
山下史樹さんの経歴は、正直、“普通の料理人像”からちょっと外れています。
もともとは広告代理店で7年間会社員として働いていて、「営業職」としてバリバリ活躍していました。ですが、「仕事はほどほど、週末は趣味の料理に没頭」では満足できず、料理の世界に本気で飛び込むことを決意。
一念発起し、ル・コルドン・ブルー東京校で基礎から料理を学び、さらにパリ校へ編入。現地では4つのレストランで修行を重ね、料理・菓子それぞれのディプロムを取得しました。「会社を辞めて留学」という大きな挑戦ですが、それをやり切る実行力と情熱こそが、山下さんの最大の魅力だと思います。
帰国後のリアルライフ ~「旗を立てる」を地元で実践
フランス修業から帰国後、有名レストランに就職しましたが、“思った自分のやり方”とのギャップに悩み、なんと3ヶ月で辞めてしまいます。そこからはワインバーで働きつつ、ワインスクールで資格訓練。家の近くで小さな料理教室まで始めてしまうという、地に足のついたバイタリティを発揮しました。
教室運営の立地に悩んだ末、現在の「Les Cailloux」(レ・カイユ)の場所と出会い、「平日はワインバー、週末は料理教室」というユニークなスタイルを生み出します。個人的ですが、“自分の旗を自分で立てる生き方”って、なかなか勇気が要りますよね。山下さんの行動力には心から感心しました。
日常に寄り添う店舗運営——「レ・カイユ」「ラ・カーヴ」「ル・キャレ」3つの店に込めた“おいしさ哲学”
「山下史樹」と言えば、東京・北参道を拠点に展開する3店舗が有名です。
- Les Cailloux(レ・カイユ)…隠れ家感あふれるワインバー。平日は大人の時間の拠点です。
- LA CAVE(ラ・カーヴ)…その地下に設けられたビストロ。カジュアルながら本格料理が味わえます。
- Le Carre(ル・キャレ)…日常使いできる、親しみやすいフレンチデリ。ランチや家飲みのお供にもぴったり。
どの店も「高品質だけど気取らない雰囲気」「細やかな手仕事」といったバランスが絶妙で、ワイン初心者から通なフレンチ好きまで幅広く支持されています。
私が特に好感を持ったポイントは、「キャロットラペひとつにも本気」と語る姿勢です。素材選びや仕込み、調味への丁寧なこだわりは、「日常の中でちょっと幸せを感じられる」——そんな価値をしっかり届けてくれています。
ワインも料理も“暮らし目線”で——本格資格に裏打ちされたトータル提案力
山下さんのもうひとつの顔は、「ソムリエ」そして「チーズプロフェッショナル」。
ワインやチーズの正しい知識を自ら体系的に習得し、店舗運営や料理教室でも「料理と飲み物、両方の楽しさをトータルで提案」できるのがポイント。
たとえばお店では「旬の野菜だけどワインにも合うアレンジ」「和の定食感覚で食べやすいフレンチデリ」など、実際にどんな組み合わせが自宅でも簡単に取り入れられるかを教えてくれます。また、ワイン好きの方には、山下さんが厳選する産地別グラスワインのラインナップが本当に評判。定番品から個性的な一本まで揃い、「全席禁煙」などの配慮も嬉しいですよね。
私はお酒が得意でない方にも、「料理×飲み物」を“暮らし目線”で丁寧にナビゲートしてくれる、そんな頼もしさを感じます。
料理教室や催事出店、レシピ提供まで――多方面で活きる“現場力”
山下さんの活動は店舗経営だけに留まりません。
- 週末の料理教室「アトリエ・レ・カイユ」での少人数レッスン
- デパート催事・イベント出店でのフレンチ総菜販売やワイン講座
- 雑誌・WEBメディアでのレシピやコラム提供
- 「家庭で簡単に作れる本格フレンチ」「初心者OKのワイン講座」など幅広いテーマ
どの活動も、「身近な材料」「普段使いの道具」で実現できるよう工夫されており、「フランス料理は難しい」が“思い込み”であることを優しく証明し続けています。
和食や中華、家庭料理、薬膳など、多ジャンルのレシピを発信していることも特徴。有名レシピサイトにも5000件近いレシピ投稿があり、RSS配信で最新作に出会えるのもファンには嬉しい点です。
特に男性向けの料理塾や、季節の野菜をテーマとした特集など、多様な切り口で「作ってみたくなる料理」を提案してくれます。私は「ねぎ」「玉ねぎ」「オリーブオイル」など、家庭でよく使う食材を活かした短時間レシピがお気に入りです。
食と花と“心を耕す”空間づくり――ドライフラワーカフェという新展開
コロナ禍をきっかけに、山下さんが新しく挑戦したのが「ドライフラワーカフェ」。東京・谷中に、高い天井からドライフラワーをふんだんに吊るした癒し空間「Lecoin(ルコワン)」を開業。「花を食卓の一部に」「二度目の命を与える」というテーマで、カフェ運営とクリエイティブに力を入れています。
カフェでは、生花や観葉植物、オリジナルドリンクを楽しめるほか、将来的には展示スペースも計画中。
私自身、ドライフラワーのある空間でのんびりお茶を飲む経験は他でなかなか味わえず、生活への“新しい癒し”を提案してくれる存在だと感じました。
この挑戦にはクラウドファンディングで多くの支援が集まっており、山下さんのアイデアと行動力が、料理以外の領域にも波及している点も見逃せません。
「学び」を伝え、次世代の夢を後押し——料理家としてのまっすぐなロールモデル
山下史樹さんは、料理学校で学んだ基礎や“少人数分を丁寧に作る技術”を、実践の場で活かしてきました。自らの経験をもとに、「これからフレンチやワインを学びたい若い人にも、伝統や文化の入り口としてこの世界を勧めたい」とメッセージを発信し続けています。
その姿勢は、経営者・シェフ・教育者という立場だけでなく、“生徒ファースト”な料理教室運営や、資格取得のサポート、後進の育成にまで現れています。
私が思うに、「チャレンジする人を応援したい」気持ちが山下さんの活動の根底にあり、それが彼の活動に一貫性とぬくもりを与えているように感じます。
店舗の雰囲気・料理のおいしさ・人柄の良さ――3拍子そろった隠れた名店体験
最後に、具体的な店舗の印象について。
「アトリエ レ・カイユ」は全席オープンキッチン。シェフの料理シーンを間近で見ながら、会話も楽しめる特別なライブ感が人気です。
たとえば「山形産イチボステーキ」や「スフレオムレツ」などの人気メニューは、どれも素材の味をシンプルに活かした素朴なおいしさ。価格も比較的リーズナブルで、常連さんが通い続けたくなる雰囲気に溢れています。他にも「季節の野菜」「魚介」などの旬の食材を使ったメニューが揃い、グラスワインも充実。
落ち着いた雰囲気ながらも堅苦しさは一切なく、「本当に気持ちよく過ごせるビストロ」という印象です。料理・サービス・空間の三位一体で、日常の延長にちょっぴり“特別”を足したい人にピッタリだと思います。
総括――フレンチとワインの枠を超えて、毎日に“豊かさ”を届ける稀有な存在
山下史樹さんは、脱サラからフランス留学、東京での飲食店経営まで、全力で走り抜けてきた実践派の料理家です。
フレンチやワインを「一部の特別な人のもの」にせず、「日常の中で楽しめる身近な文化」として広めてくれる多才さ。そのバイタリティ、発信力、そして料理人としての丁寧な手仕事が、多くのファンを惹きつけています。
私自身、「フレンチは特別な日だけ」の先入観が薄まり、「今度は家族でランチしてみたい」「週末に友人とワインバーへ行ってみたい」——そんな気持ちになる素敵な存在です。
「日常の先にある、心が満たされる体験をちょっとだけ提案する」——そんな山下さんのスタイルが、これからもより多くの人に届いてほしいと、心から感じています。
※この記事は「私の推し!料理家名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

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